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2007 年度 実績報告書

東アジア共通農業政策の具体像の提示とフィージビリティ・スタディ

研究課題

研究課題/領域番号 19380124
研究機関東京大学

研究代表者

鈴木 宣弘  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (80304765)

研究分担者 甲斐 諭  九州大学, 大学院・農学研究院, 教授 (70038313)
坪田 邦夫  九州大学, アジア総合政策センター, 教授 (40432885)
加賀爪 優  京都大学, 農学研究科, 教授 (20101248)
前田 幸嗣  九州大学, 大学院・農学研究院, 准教授 (20274524)
狩野 秀之  九州大学, 大学院・農学研究院, 助教 (00423509)
キーワード東アジア共同体 / 共通農業政策 / 計量経済分析
研究概要

東アジア共同体に東アジア各国の農業部門をどのように組み込むか,その際にどのように東アジア共通農業政策を策定する必要があるか,また生態系や環境の保全に配慮しつつ東アジア各国の農業を共存させるために,どのように農業環境政策を構築することが有効であるか,の3点に関する理論的かつ実証的な分析およびその具体的指針と基礎資料の提供という本研究の目的を達成するためには,まず,これまでどのような研究が行われてきたのか,東アジア各国の農業の実態はいかなるものであるかという,現状の把握が重要になる。そこで,平成19年度は,既存研究の整理,資料収集および整理を中心に研究が進められた。具体的には,「理論分析」「実態調査分析」「計量分析」の3つのパートに分けた上,各パートごとに研究が進められた。なお,平成19年度の各パートの研究内容は次のとおりである。
1.理論分析 (1)東アジア共同体を形成する際,農業部門をどのように組み込むべきか,いかなる東アジア共通農業政策を策定すべきか,理論的な整理を行った。
(2)以上の論点について,これまでEUがどのような問題に直面し,どのような対応策を講じてきたかに関する整理を行った。
2.実態調査分析 東アジア共同体の形成によって,中国,韓国およびアセアン農業がどのような影響を受けるかという観点から資料収集および整理を行った。
3.計量分析 世界貿易のシミュレーション分析のため,データの収集,整理およびデータ,セットの作成を行った

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] WTO-FTAの潮流と農業-新たな構図を展望2007

    • 著者名/発表者名
      鈴木 宣弘
    • 雑誌名

      農業経済研究 79

      ページ: 49-64

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日豪EPAが及ぼす砂糖原料生産と地域経済への影響-北海道・九州・沖縄の危機と「関税撤廃飛び火効果」2007

    • 著者名/発表者名
      甲斐 諭
    • 雑誌名

      農業と経済 73

      ページ: 37-43

  • [雑誌論文] 経済グローバリゼーションと農業-束アジア経済圏連携の可能性2007

    • 著者名/発表者名
      加賀爪 優
    • 雑誌名

      農業経済研究 79

      ページ: 46-48

    • 査読あり
  • [図書] 日豪FTAと日本の食料2007

    • 著者名/発表者名
      鈴木 宣弘
    • 総ページ数
      55
    • 出版者
      筑波書房

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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