| 研究概要 |
本研究の目的は,より具体的な次の5つの研究を融合させることにより達成される.
(1)EU,米州の経験を踏まえた上で,アジア共同体形成とアジア共通農業政策施行のメリットとデメリットを明らかにする「理論分析」
(2)それらを実証的に分析するための基礎資料について,東アジアおよび東南アジアの主要国を訪問し収集する「実態調査分析」
(3)アジア共同体の形成がアジア各国の農業と世界貿易に与える影響を計量的に明らかにする「計量分析」
(4)アジア共同体形成のデメリットを是正するために必要なアジア共通農業政策について理論的かつ計量的検証を行う「政策分析」
(5)上記の(1)～(4)を踏まえ,アジア共同体の形成方向とアジア共通農業政策の策定方向,ならびにそれらの実現可能性について考察を行い,本研究を総括する「総括」
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