研究課題/領域番号 |
19380141
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
酒井 憲司 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 教授 (40192083)
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研究分担者 |
星野 義延 東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究院, 准教授 (00143636)
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キーワード | ハイパースペクトルカメラ / 分光画像 / フィールドサーバ / ネットワーク / カバークロップ / 農業機械 / 利用技術 / マルチスペクトルカメラ |
研究概要 |
制御手法構築:アンサンブル再構成によって構築された局所線形ダイナミクスによる非線形ダイナミクスへのOGY制御理論の開発を実施した。局所線形化されたダイナミクスをJaccobi行列をn次元空間に埋め込まれたベクトル点群から推定し、得られたマトリクスに対して予測と制御を適用した。 オブザーバー計測:ハイパースペクトルカメラによるオブザーバー計測の可能性を精査し、これまで実施してきたPLSやBM-MRLなどのほかに、Molans'Iや各種空間変動の計測指標の有効性を検証できた。特に、ニューラルネットワークスによるクロス・バリデーションによって安定的なキャリブレーションを得ることができた。 ウエブベース栽培支援システム開発:これまで検討してきた、ウエブベース栽培支援システムの仕様設計を完了し、Javaなどのネット言語を利用した、システムの開発を行い、主要部分の構築を完了した。これによって、大域的な非線形ダイナミクスの推定を実アンサンブルデータから行い、予測データをフィードバックすることが出来る。同時に、提供されたデータはDBとして蓄積し、今後のライブらに拡充に利用することも可能となった。 国内・国際ワークショップ 国内WSを2008年2月14日に農工大で実施した。中国の浙江大学よりYe Xu jun講師を招聘し、ハイパースペクトルイメージングによるオブザーバー計測に関しての共同研究についてこれまでの研究成果と、今後の研究方針について討議した。 2008年10月にカリフォルニア大学デービス校にて共同研究者とセミナーを実施した。
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