研究課題/領域番号 |
19390009
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
加茂 直樹 松山大学, 薬学部, 教授 (10001976)
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研究分担者 |
菊川 峰志 北海道大学, 大学院・先端生命科学研究院, 教授 (20281842)
奈良 敏文 松山大学, 薬学部, 准教授 (30241350)
宮内 正二 松山大学, 薬学部, 教授 (30202352)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | ハロロドプシン / センソリーロドプシン / フォボロドプシン / レチナールタンパク / 高度好塩菌 / オーサイト / フォトサイクル / 閃光光分解 |
研究概要 |
ハロロドプシン(HR)は高度好塩菌の膜に発現している光エネルギーで駆動されるClイオンポンプである。Xenopusオーサイトに発現させ、光照射による膜電流の測定より、活性を測定する新しい方法を開発した。非常に定量性優れていた。大腸菌の発現系を用い、種々のHRの変異体を作成し、活性と光化学反応を調べた。Arg123が輸送に重要であることを明らかにした。NからO中間体への変化の際に、ClイオンがHR内部から細胞内部へ放出され、O→HR'の過程でClが細胞外からHRへ取り込まれることを明らかにした。HRは界面活性剤中でも3量体を形成していることを明らかにした。3量体はモノマーより安定であった。
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