研究課題
基盤研究(B)
環境汚染物質2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ダイオキシン(TCDD、ダイオキシン)を妊娠ラットへ投与後、胎児への影響を調べた。TCDD曝露は胎児・性腺の男性/女性ホルモン合成を障害し、これが原因で出生、成長後の交尾行動能力を低下させることを明らかにした。また、これらの障害はTCDDが脳下垂体ホルモンである黄体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモンを低下させることに起因することも実証できた。
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J. Pharmacol. Exp. Ther. 929
ページ: 1091-1099