研究課題
基盤研究(B)
本研究では、in situヒト胎盤灌流法による薬物の胎盤透過動態、ならびに妊娠ラットを用いたin vivo胎仔中薬物濃度-薬理作用(動脈管収縮作用)のデータを、薬物動態・薬力学(PK・PD)的に解析することで、妊娠末期の非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)使用の胎児毒性を予測する新規方法論を構築した。本手法を用いることで、ibuprofenをはじめとする各種NSAIDsのヒトにおける胎児毒性が定量的に評価でき、妊娠末期の婦人へのNSAIDs投与は十分に危険であることが示唆された。
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Drug Metab Dispos. 37(5)
ページ: 962-968
Drug Metab. Dispos. 35(5)
ページ: 772-778