研究課題
基盤研究(B)
がん抑制因子p53の作用機構として, 細胞老化の誘導がある。細胞老化は安定な不可逆的な細胞増殖停止状態であり, 発がん防御にも重要とされている。しかし, p53による細胞老化誘導の制御機構については不明な点が多い。本研究では, 転写因子Bach1がp53の働きを阻害することに着目し, その分子機構の解明に取り組んだ。その結果, Bach1-p53相互作用の制御機構, Bach1-p53により制御される老化実行遺伝子セットを明らかにし,さらに, Bach1が発癌促進因子として作用する可能性を見いだした。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (1件)
Genes Cells 14
ページ: 1365-2443
Nature Struct. Mol. Biol 15
ページ: 1246-1254
Mol. Cell. Biol 27
ページ: 6962-6971
J. Biol. Chem 282
ページ: 34365-34371