研究分担者 |
竹腰 進 東海大学, 医学部, 准教授 (70216878)
梅村 しのぶ 東海大学, 医学部, 准教授 (20276794)
梶原 博 東海大学, 医学部, 講師 (20317754)
木村 穣 東海大学, 医学部, 教授 (10146706)
吉村 眞一 東海大学, 医学部, 講師 (30230808)
松野 彰 帝京大学, 医学部, 教授 (00242058)
寺本 明 日本医科大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60231445)
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研究概要 |
近年、細胞の増殖・機能維持に関するシグナル伝達経路としてNOTCHシグナル伝達経路が着目され、特に魚類やげっ歯類の発生分化において、その特異的な機能が報告されている。本研究では、ヒト正常下垂体、下垂体腺腫においてNOTCHシグナル伝達経路(受容体NOTCH1,NOTCH3,リガンドJagged1,Jagged2)の発現を解析した。正常下垂体でNOTCH1はGH細胞の、NOTCH3はACTH細胞の細胞質局在が確認されたが、GH産生腺腫ではNOTCH3が核内に検出され活性化型として機能することが示唆された。ACTH産生腺腫においてはNOTCH1,NOTCH3共に各局在を示した。NOTCHシグナル伝達経路は、ヒト下垂体において細胞の分化、増殖、維持に関与していると考えられる。
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