研究分担者 |
柴山 恵吾 国立感染症研究所, 細菌第二部, 室長 (50283437)
森 茂太郎 国立感染症研究所, 細菌第二部, 主任研究官 (60425676)
山根 一和 国立感染症研究所, 細菌第二部, 主任研究官 (00356247)
鈴木 里和 国立感染症研究所, 細菌第二部, 主任研究官 (30373400)
木村 幸司 国立感染症研究所, 細菌第二部, 主任研究官 (50425675)
和知野 純一 国立感染症研究所, 細菌第二部, 研究員 (00535651)
松井 真理 国立感染症研究所, 細菌第二部, 研究員 (50555761)
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研究概要 |
本研究では臨床分離Serratia marcescensおよびPseudomonas putidaにおけるクラス3インテグロンの構造を決定した。クラス3インテグロンは25bpの反復配列に挟まれるDNA領域に含まれ、さらにTniA,TniB,TniQ,TniCなどDNA転位因子とともに存在した。また本研究では、リコンビナントIntI3蛋白の結晶作製を試みたが、X線結晶構造解析までには至らなかった。臨床分離アシネトバクターにおけるカルバペネム耐性因子であるbla_<OXA-51-like>遺伝子の上流領域を決定したところ、ISAbaIが存在することがあきらかとなった。このISAbaIが下流に存在するbla_<OXA-51-like>のプロモーターを供与している可能性が示唆された。
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