研究課題
基盤研究(B)
(1)蛍光相関分光法を用いて、転写因子活性の測定法の基礎的検討を行った。既存のELISA法とほぼ変わらないものであった。(2)既存のELISA法を用いて、関節リウマチ患者の末梢血単核球における転写因子活性を測定した。転写因子NFkBはRA患者で様々な値を取り、STAT3は高値の傾向があった。そこで、生物製剤投与前後で、4人の患者で啓示的に転写因子NFkB、STAT3、AP-1、NFATを測定したところ、NFkBが活動性を反映すると考えられた。そこで、NFkBファミリー5種類について測定したところ、p50とp65のみが末梢血で上昇しており、この2者は相関することが判明した。結果として、RAに指標にはNfkBp65が最も適切な転写因子と考えられた。(3)そこで、RA患者の治療前後で臨床指標と、転写因子活性を測定したところ、現在のところ良好な相関が得られた。今後症例の蓄積により、反応性予測へと結び付けたい。
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