研究課題/領域番号 |
19390187
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
木村 章彦 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (60136611)
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研究分担者 |
近藤 稔和 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (70251923)
石田 裕子 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (10364077)
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研究協力者 |
向田 直史 金沢大学, がん研究所, 教授 (30182067)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 砒素中毒 / IL-6 / autophagy / Stat3 / ERK / 性差 / estrogen / 腎障害 |
研究概要 |
砒素による腎障害の病態形成における炎症性サイトカイン・IL-6および女性ホルモン・estrogenの役割についてマウスモデルを用いて解析した。砒素による腎障害では、autophagyを伴う尿細管上皮の細胞死が病態形成に強く関与することを見出した。IL-6は砒素により誘導されるERKのリン酸化を抑制することでautophagyを減少させ腎障害に対して保護的に機能することを明らかにした。さらに、砒素による腎障害に対する感受性に性差が存在することを見出し、その性差はEstrogenよるIL-6/Stat3 signalの抑制によることを明らかにした。
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