研究課題
基盤研究(B)
脊髄小脳変性症のうち優性遺伝を示すものの多くは遺伝子があきらかになってきている。一方劣性遺伝を示すものは、眼球運動失行と低アルブミン血症を伴う早発型背髄小脳失調症(EAOH/AOA1)やAtaxia-ocular apraxia 2(AOA2)が明らかになったが、遺伝子座のみ決まったSCAR2~7を含め、国内外を問わず、未だ原因遺伝子不明のものがほとんどである。特に中年期以降発症するものに関しては、ほとんど明らかではない。遺伝子未同定の劣性遺伝性脊髄小脳変性症家系を解析することを目的とし、患者DNAを高密度SNPチップにおいて解析し、ホモ接合部位を検出し、候補領域とし、候補遺伝子をシークエンスで解析した。候補領域の蛋白翻訳領域のエクソンにおいて有意な変異を認めなかった。今後、イントロン等を含めて解析する必要がある。
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