研究課題
基盤研究(B)
CCR4はTh2細胞、制御性T細胞、皮膚指向性T細胞などに選択的に発現するケモカイン受容体である。我々はTh2型のマウス気道炎症で低分子CCR4阻害剤の治療効果を示した。またCCR4とそのリガンドMDC/CCL22 は腸管膜リンパ節での樹状細胞と制御性T 細胞の相互作用を誘導して免疫寛容を誘導することを示した。さらにEB ウイルスやHTLV-1といったヒトの腫瘍ウイルスは共通してCCR4のリガンド、特にMDC/CCL22の発現を感染細胞に誘導し、それによって感染細胞の周囲にCCR4陽性のTh2細胞や制御性T細胞を動員して免疫回避やウイルス伝播に役立てていることを明らかにした。
すべて 2010 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (8件)
Oral Surgary, Oral Medicine, Oral Pathology, Oral Radiology, and Endocrionology
J. Immunol 183
ページ: 5608-5614
J. Pathol 217
ページ: 21-31
J. Immunol 181
ページ: 6889-6897
J. Virol 82
ページ: 4250-4256
Cancer Sci 99
ページ: 296-302
J. Immunol 180
ページ: 931-939