研究課題
基盤研究(B)
統合失調症では脳内にドパミン過剰伝達を想定されており(ドパミン仮説)、抗精神病薬の臨床的力価とドパミンD2遮断作用が相関することから、特にD2受容体の異常が想定されてきた。PET(ポジトロンCT)による分子イメージングでは、抗精神病薬の作用点を生きているヒトで直接評価することができる利点がある。本研究では、統合失調症患者を対象に分子イメージングを用いて検査を行うことによって、統合失調症患者のドパミン系を中心とする神経伝達異常の解明を目指した。これまでに以下の研究を行った。(1)ドパミン受容体と認知機能に関する研究(2)ドパミン神経伝達を評価するための新規リガンドの開発研究(3)統合失調症のドパミンD1受容体に関する研究(4)統合失調症のドパミントランスポーターに関する研究
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