研究課題
基盤研究(B)
X線と比較し、炭素イオン線を照射された腫瘍細胞株のがん転移に関わる浸潤・遊走能は、低線量で抑制されることを明らかにした。さらに、炭素イオン線が照射された細胞は、転移関連タンパク質であるanillinの発現量が低下し、細胞の骨格に関わるタンパク質であるRho Aの活性が減少していることを明らかにし、これらの分子が、がん転移抑制に関わる可能性が示唆された。また、微小管重合阻害薬TZT-1027を投与し、X線照射を併用すると、各々単独に投与するより、がん転移に関わる血管新生能を抑制した。
すべて 2010 2009 2008 2007 その他
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (14件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Rev. Sci. Instrum 81
ページ: 0261071-3
Int. J. Rad. Oncol. Bio. Phys. 75
ページ: 475-481
総説放射線生物研究 44
ページ: 199-207
Ann Surg. Oncol. 16
ページ: 2058-2064
Clin. Cancer Res. 14
ページ: 677-684
Clin Cancer Res 13
ページ: 4807-4816
http://sahswww.med.osaka-u.ac.jp/~rad-onc/index.html