研究課題
基盤研究(B)
腹部術後の95%に形成される腹腔内癒着は、腹痛・腸閉塞・不妊などの合併症を引き起こすがそのメカニズムは不明のままである。我々はマウスおよびラットを用いて、腸管癒着モデルを確立し、癒着形成には炎症性サイトカインであるIFN-γ及び線溶系因子であるPAI-1が主な癒着形成に関与していることを解明した。さらに肝細胞増殖因子(HGF)を投与することでこれらの因子の発現を抑制し癒着を軽減することができ、術後癒着防止への新たな治療法の可能性を示した。
すべて 2009 2008 2007
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (8件) 産業財産権 (2件)
14
ページ: 437-441