突然変異誘導因子AIDの発現と肺癌の遺伝子変異及び発癌機構との関連についての研究

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19390363
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 胸部外科学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 園部 誠 京都大学, 大学院医学研究科, 助教 (00432378)
• 研究分担者: 宮原 亮 京都大学, 大学院・医学研究科, 講師 (20335285) ; 木下 和生 滋賀成人病センター研究所, 遺伝子研究部門, 研究員 (50293874) ; 長井 信二郎 京都大学, 大学院・医学研究科, 研究員 (50447984)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: 呼吸器外科学 / 肺癌

研究概要

核酸塩基修飾酵素activation-induced cytidine deaminase(AID)を恒常的に発現するトランスジェニックマウスの肺に発生する微小腺腫、および肺癌の遺伝子解析を行なったが、ヒト肺癌で報告されている遺伝子変異と相同の変異を発見できなかった。

研究成果

• [雑誌論文] Higher expression of chemokine receptor CXCR7 is linked to early and metastatic recurrence in pathological stage I non-small cell lung cancer. Cancer (2009)
  • 著者名/発表者名: Iwakiri S, Mino N, Takahashi T, Sonobe M, Nagai S, Okubo K, Wada H, Date H, Miyahara R
  • 雑誌名: E-pub
  • 査読あり
• [学会発表] ケモカインレセプターCXCR7 高発現はI 期非小細胞肺癌における早期の遠隔再発に関与する (2008)
  • 著者名/発表者名: 岩切章太郎、中山英、高橋剛士、毛受暁史、三野暢也、長井信二郎、佐藤澄、園部誠、平田敏樹、宮原亮、大久保憲一、和田洋巳、伊達洋至
  • 学会等名: 第61回日本胸部外科学会定期学術集会
  • 発表場所: 福岡
  • 年月日: 20080000