研究課題/領域番号 |
19390367
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
藤井 義敬 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 教授 (40156831)
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研究分担者 |
佐々木 秀文 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 講師 (00336695)
矢野 智紀 名古屋市立大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (40315883)
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キーワード | EGFR / 分子標的 / 肺癌 / R497K / エクソン20 / 遺伝子増幅 |
研究概要 |
肺癌におけるEGFR遺伝子変異については、特にpolymorphismに着目して解析を進めた。エクソン13におけるR497K変異は検索した316例中86.1%(GG+AA)にpolymorphismが存在していた。年齢、性別、喫煙、組織型との相関なく、リンパ節転移陽性肺癌における予後因子となっていた。特に手術関連補助化学療法施行群の予後因子となった。Kinase domainのエクソン20にも一定の頻度でpolymorphismが存在し臨床学的因子との相関を検討した。 一方EGFR遺伝子増幅と、肺癌そのものについての予後検討をFISHを用いた解析を行った。この結果、増幅が肺癌予後と相関しており、この結果はLung Cancerに掲載の予定である。
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