研究課題
基盤研究(B)
ヒト悪性グリオーマ培養細胞を使い、染色体不安定性(中心体過剰複製)とSurvivinが放射線感受性に及ぼす影響を調べた。p53変異U251MG細胞はSurvivinの発現を抑制すると速やかに中心体が過剰複製されて放射線感受性が高まるが、p53野生型D54MG培養細胞は、Survivinの発現抑制後しばらくして中心体過剰複製が始まって放射線感受性が高まった。いずれの細胞もアポトーシスでは無い分裂期崩壊による細胞死が引き起こされた。臨床面でも、Survivinの細胞内局在が悪性グリオーマの治療予後に関与することを示し、染色体不安定性やSurvivinは、グリオーマ治療の重要な因子と考えられた。
すべて 2011 2010 2009 2008 2007 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (18件) 備考 (1件)
European Journal of Radiology. in press
Eur J Radiol. 73(3)
ページ: 532-537
J Neurooncol. 100(3)
ページ: 449-457
Neurosci Lett. 463(1)
ページ: 54-59
Anticancer Res. 29(2)
ページ: 597-603
J Neurooncol. 88(3)
ページ: 299-303
Neurosurgery. 63(2)
ページ: E370-2;discussion E372.
Br J Cancer. 98(2)
ページ: 345-355
J Neurooncol. 82(2)
ページ: 193-198
Cancer. 109(5)
ページ: 949-956
Pathobiology. 74(1)
ページ: 22-31
http://home.hiroshima-u.ac.jp/nouge/