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2007 年度 実績報告書

骨細胞特異的蛋白の血中濃度測定による経済的かつ簡便な骨強度評価法の新規開発

研究課題

研究課題/領域番号 19390393
研究機関大阪大学

研究代表者

橋本 淳  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (40237938)

研究分担者 吉川 秀樹  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60191558)
守山 敏樹  大阪大学, 保健センター, 教授 (30283815)
名井 陽  大阪大学, 医学部附属病院, 准教授 (10263261)
中村 憲正  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (50273719)
キーワードMEPE / ELISA / 骨強度評価 / 血中濃度
研究概要

2種の抗MEPEモノクローナル抗体を用いたサンドイッチELISAでの正常人血漿サンプルでの測定安定化を測る検討を行ったが、Pilot studyにおいて測定感度以下のサンプル数が多かったため、測定感度をあげるべくプロトコールの再調整を行った。
スタンダードタンパク濃度、ブロッキング液濃度および種類、サンプル希釈液の種類の調整を行い、低濃度域での高感度化を図った。
ナカライ社Blocking Solutionより、大日本製薬BlockAceの方が感度が上昇することを確認した。固相抗体とブロッキング液の濃度の調整の検討を行い、固相抗体では5ug/mlと10ug/mlとの間で差が無いことを確認し、ブロッキングではBlockAce25%と50%の間で差が無いことを確認した。健常人32名の血漿サンプルを用いてMEPE濃度を測定した。低濃度領域での直線の信頼性は、現在の当施設での系では1ng/ml以下は直線性に劣るため、5倍希釈で用いた血漿で1ng/ml未満のものは測定感度以下として検討した。32サンプル中測定感度以下であったものは12サンプルで、20サンプルは測定可能であった。測定可能でサンプルのMEPE濃度は5.7〜175.5ng/mlであった。1ng/ml以下の低濃度域での測定信頼が不十分であるため、より高感度に、より低濃度での測定可能な系を現在作成中であり、大量サンプルの測定用に抗体の大量生産の調整に入っている。
大阪大学保健センター健康診断時に採取した正常人血漿サンプルは約3,000人確保し、測定可能な準備が整っている。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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