研究課題
基盤研究(B)
ホーソン効果とは、注意の対象となると自分の行動を変化させる人間がもっている性質のことをいう。この研究の目的は、蘇生をおこなう"人間"に視点をおいた検討である。(1)大阪での病院外心停止の大規模なpopulation based study(1998年より記録集計を開始して、現在も継続している大阪でのプロジェクト)に基づいて集計結果を解析する。(2)大阪でのプロジェクトでの経験を生かして、全国の病院外心停止のデータを解析する。(3)一般市民、学生等の"蘇生を行う人間"としての意識を調査し、真に蘇生を行う者としての、意識付けや、モチベーションをはぐくむにはどうしたらよいかについて検討する。これらの成果、特に全国の病院外心停止を解析した結果を、蘇生を担う人間の行動に関して、網羅的、包括的なデータを用いて検討をすすめる。
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