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2007 年度 実績報告書

骨誘導能を発現する炭酸含有アパタイト多孔体の創製

研究課題

研究課題/領域番号 19390503
研究機関朝日大学

研究代表者

土井 豊  朝日大学, 歯学部, 教授 (40116067)

研究分担者 足立 正徳  朝日大学, 歯学部, 准教授 (60076057)
亀水 秀男  朝日大学, 歯学部, 講師 (00152877)
若松 宣一  朝日大学, 歯学部, 助教 (00158594)
飯島 まゆみ  朝日大学, 歯学部, 助教 (80164838)
金山 圭一  朝日大学, 歯学部, 助教 (20454275)
キーワード骨誘導 / 多孔体 / 移植・再生医療 / 炭酸含有アパタイト / 細胞・組織 / 成長因子 / 生体内吸収性 / 破骨細胞
研究概要

糖溶出法を用い気孔率の異なる炭酸含有アパタイト(CA)多孔体(6mmφx15mm)を作製し、ビーグル犬の皮下に移植し、骨形成が認められるかを検討した。気孔率は、圧粉体作製時に添加した砂糖とCAとの重量比から概算し、0と50%のものを用いた。比較検討のため、同様な形体および気孔率のHAも用意した。現在3ケ月試料のみが得られているが、一部脱灰試料の中で50%-CA多孔体で骨組織と思われるHE組織像が得られている。この試料についてさらに詳細に検討するために、免疫組織化学染色を試みている。骨芽細胞から骨細胞に分化すると発現することが知られているDMP1(Dentin Matrix Protein1)および骨芽細胞の分化マーカーとして知られるオステオカルシン(OC)に着目し免疫組織化学染色し、それらの存在を確かめた。このように、本研究での試作CA多孔体はビーグル犬に対しては骨誘導能を示すことが示唆できたが、遺伝子レベル的にそうなのかをin situで検討することを考えている。
また、これとは別に、CA多孔体にbFGFを含浸して作製したbFGF-CAハイブリット体の骨形成能をラットの系で検討した。大腿骨骨欠損部埋入2週および12週の各週で、CA多孔体単身に比べbFGF-CAハイブリット体は有意に新生骨形成量が多く、CAの成長因子担体としての有用性も示された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Porous Carbonate Apatite with Basic Fibroblast Growth Factor in Bone Augmentation2007

    • 著者名/発表者名
      Kanayama K, Kiyago M, Shiraki M, Doi Y and Shibutani T
    • 学会等名
      International Dental Materials Congress 2007
    • 発表場所
      Bangkok, Thailand
    • 年月日
      20071121-24

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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