研究課題/領域番号 |
19390532
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
山崎 要一 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (30200645)
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研究分担者 |
齊藤 一誠 鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (90404540)
八若 保孝 北海道大学, 歯学研究科, 教授 (60230603)
井上 美津子 昭和大学, 歯学部, 教授 (20112724)
朝田 芳信 鶴見大学, 歯学部, 教授 (20184145)
田村 康夫 朝日大学, 歯学部, 教授 (40113047)
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キーワード | 先天性欠如 / 永久歯 / 頻度 / 歯列咬合異常 / 歯学 |
研究概要 |
本研究を中心的に推進する共同研究者の講座を各地域ごとの調査取りまとめ担当とし、その他の大学で協力が得られる小児歯科学講座を研究協力講座として資料を収集中である。全国5ブロックの拠点講座は、北海道大学(北日本地区)、昭和大学・鶴見大学(関東地区)、朝日大学(中部地区)、大阪歯科大学(近畿・中国四国地区)、九州歯科大学・鹿児島大学(九州地区)とした。また、各大学に関係する小児歯科学会員を調査協力施設として5月中に資料収集を完了する予定である。資料は、パノラマおよびデンタルエックス線写真、CTエックス線写真、歯列模型、口腔内写真、診療録などの経年資料を中心に、概ね過去10年以内に採得されたものを使用しており、調査総数は15,000件程度となる見込みである。 現在、半数程度の大学から、初年度に作製し配布した記録用OCR紙が返却されて来ており、記載された全資料がそろった段階で一括してOCR記録を読み取り、統計分析のための集計表を作成する予定である。これにより、部位別の欠如歯の出現数に関して、男女別、左右側別、上下顎別、前歯臼歯別、歯種別、欠如歯数別などの項目について、全調査対象数と比較した出現頻度を算出し、先行乳歯の状態(欠如歯,癒合歯,双生歯,矮小歯など)、欠如歯の歯種と発見年齢との関係、欠如部位あるいは欠如歯数と咬合状態との関係、先行乳歯の状態と永久歯の先天性欠如との関係について分析する予定である。 また、これらの分析項目に従って、全国と5ブロックの各調査地域においてもそれぞれの結果を算出し、全国と各地域、地域間の特徴について検討する予定である。
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