研究課題/領域番号 |
19390541
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
山下 喜久 九州大学, 大学院・歯学研究院, 教授 (20192403)
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研究分担者 |
中野 善夫 九州大学, 大学院・歯学研究院, 准教授 (80253459)
塩田 進 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (00150467)
嶋崎 義浩 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (10291519)
清原 裕 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (80161602)
飯田 三雄 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (00127961)
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キーワード | 口腔細菌叢 / 唾液検査 / 網羅的解析 / T-RFLP |
研究概要 |
平成19年5〜10月、福岡県久山町における30歳以上の全町民、約4000人を対象とした健康調査を行なった。歯周病検診は米国国民栄養調査(NHANES III)と同様の方法で実施し、プロービングデプス、アタッチメントロス、プロービング後の出血、口腔清掃状態等を記録した。また、口腔細菌叢を調べるため唾液の採取を行った。全身の健康については、心電図、肥満度(BMIおよび体脂肪率)、ウエストヒップ比、血液生化学検査(HbAlc、AST、ALT、ALP、LAP、LDH、γ-GTP、アミラーゼ、総コレステロール、HDL-コレステロール、LDL-コレステロール、中性脂肪、チモール、クンケル、総ビリルビン、尿素窒素、クレアチン、尿酸、総蛋白、アルブミン、A/G比、白血球数、赤血球数、血小板数、Na、K、C1、Ca、IP、血清鉄など)、糖負荷試験(空腹時血糖値、2時間値、空腹時インスリン値、2時間値)、血圧、眼底検査、骨密度などの検査を行った。現在、今回の調査で得られたデータをデジタル化を進めている。 また、得られた唾液についは、これまでに口腔細菌の染色体DNAを調製が完了しており、その一部については精製DNAとして得られた染色体DNAを基に、蛍光標識した16S rRNAのコンセンサスprimerを用いてPCRを行い、RsaIおよびHaeIIによる消化後に、キャピラリー電気泳動を行い、各断片のRUMをRPDIIのデータベースの情報と照合することで、各個人の口腔に特有な口腔細菌叢の分析を進めている。しかし、サンプル数が膨大であるため、現在のところ解析を完了するには至っておらず、来年度に向けこれらのサンプル解析を継続する。
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