研究分担者 |
中山 登志子 千葉大学, 国立国際医療センター研究所, 研究員 (60415560)
杉森 みど里 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 学長 (20070758)
野本 百合子 千葉大学, 看護学部, 准教授 (60208402)
三浦 弘恵 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (80396671)
森 恵美 千葉大学, 看護学部, 教授 (10230062)
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研究概要 |
平成19年度は,看護継続教育支援システムの拡大、洗練に向けて,次に示す研究を実施した。 1.理論的枠組みの見直し:諸外国の文献検討を実施するとともに,海外において研究成果を発表,他国の状況について情報収集した。また,看護師を対象に看護継続教育支援システムを活用している国内機関の状況について情報収集した。今後,検討を進め,保健師・訪問看護師・助産師を対象とする看護継続教育支援システムへと拡大・洗練するために必要な理論的枠組みの修正や洗練を行う。 2.保健師を対象とするシステムへと拡大するために不可欠な測定用具の完成(1)教育ニードアセスメントツールー保健師用-の開発:既に解明していた保健師のロールモデル行動を基盤とする質問項目を作成し,尺度を構成した。信頼性・妥当性を検討し,教育ニードアセスメントツールー保健師用-を開発した。この研究成果を第33回日本看護研究学会学術集会にて発表した。(2)学習ニードアセスメントツールー保健師用-の開発:既に解明していた保健師の学習ニードを基盤に質問項目を作成し,尺度を構成した。専門家会議・パイロットスタディ,調査を実施し,現在,信頼性・妥当性を確保した学習ニードアセスメントツールー保健師用‐の開発に向け,結果を分析中である。 3.助産師を対象とするシステムへと拡大するために不可欠な測定用具開発の基盤となる助産師の学習ニードとロールモデル行動を解明する研究 調査協力に同意した全国の病院・診療所・助産所に就業する1073名の助産師に自由回答式質問から構成される質問紙を配布,522名からデータを回収できた。現在,学習ニードとロールモデル行動の解明に向け,内容分析の手法を用いて回答を分析中である。次年度解明した学習ニードとロールモデル行動を基盤に助産師用の測定用具を開発する。
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