(1)効果的な集団的転倒予防プログラムの検証:(1)研究1:身体機能、精神・認知・心理機能を客観的に評価し、在宅高齢者の転倒発生要因を1年毎の前向き研究法などによって明らかにする。(2)研究2:研究1によって得られた結果から転倒予防プログラムを立案するとともに、先行研究で示されている転倒予防プログラム(下肢筋力強化、バランス練習、散歩、健康体操)をランダム化比較試験によって、どの介入方法が転倒予防に効果的であるのかを検証する。 (2)個別最適化した転倒予防プログラムの構築:(3)研究3:研究2によって転倒予防に効果が認められた介入方法について、その継続性と転倒予防との関連について3年間フォローアップし、1年毎に比較検討する。(4)研究4:新たに募集した対象高齢者に対して、転倒予防プログラムの実施に対する参加者の準備状態に応じて、彼らの行動変化ステージに即した継続性のある個別最適化プログラムを開発する。
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