研究課題/領域番号 |
19401006
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
吉野 晃 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60230786)
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研究分担者 |
馬場 雄司 京都文教大学, 人間学部, 教授 (10238230)
長坂 格 広島大学, 総合科学部, 准教授 (60314449)
片岡 樹 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (10513517)
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連携研究者 |
渋谷 英章 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (50183398)
鈴木 琴子 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (90320051)
木曽 恵子 東北大学, 東北アジア研究センター, 教育研究支援員 (80554401)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 出稼ぎ / フィリピン / タイ / 農村 / 子どもの生育 / 教育環境 / 学校教育 / 親族ネットワーク |
研究概要 |
本研究では、主にフィリピンとタイの農村における出稼ぎが出稼ぎ者の子どもの生育環境と教育環境に及ぼす影響を調査し、次のことが明らかとなった。1)学校教育の普及と高学歴化により、教育費を工面することが親の出稼ぎの主目的となっている。2)出稼ぎ者の子どもの養育は核家族を超えた近親の親族ネットワークが担っている。3)親の不在による教育・生育上の問題は存在するが、それぞれの村の親族ネットワークの構造と教育機能などの条件によってその問題の顕れ方は多様である。
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