研究課題/領域番号 |
19401010
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
加藤 剛 龍谷大学, 社会学部, 教授 (60127066)
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研究分担者 |
阿部 健一 総合地球環境学研究所, 研究推進戦略センター, 教授 (80222644)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 東南アジア島嶼域 / 河川流域社会 / 海域ネットワーク / 国民国家 / インドラギリ川 |
研究概要 |
フィールドワークと文献調査に基づき、インドネシアのスマトラ島中央部を流れるインドラギリ川の原流域シンカラ湖地域と、中流域のタルック地域、下流域のトゥンビラハン地域を調査・比較し、20世紀の河川流域の社会史の再構築を試みた。内陸原流域に比べて下流域は民族的・文化的に多様であり、外世界の影響を強く受けていること、内陸における交通通信インフラの整備や現在進行中のグローバル化、地域分権化を考えるとき、かつてのような河川流域社会間の有機的関係の再現は困難であるとの結論である。
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