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2009 年度 自己評価報告書

アジアの無形文化における仮頭の研究-仮面との比較から-

研究課題

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研究課題/領域番号 19401015
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 美学・美術史
研究機関立教大学

研究代表者

細井 尚子  立教大学, 異文化コミュニケーション学部, 教授 (40219184)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード仮面 / 仮頭 / アジア / 身体表現 / 芸能 / 民俗 / 祭礼 / 儀式
研究概要

本研究課題は、学問のほぼ全領域から研究対象とされた仮面研究が内包する死角であった仮頭について、仮面との比較という方法によって、その属性を明らかにするのを目的とする。動態としての仮頭を主たる対象にするため、現在も仮頭の身体表現が存在するアジアに範囲を限定し、仮頭と仮面を1つの芸態にもつもの、あるいは1つの文化圏で両者をもつものを対象に、フィールドワークによる以下の基礎資料作成と、メンバー個々の分担テーマに基づく資料分析、検討、メンバー全員での情報共有、比較研究を実施している。
本研究課題で収集している基礎資料データの内容:
(1)仮頭自体
仮頭の計測、造型の特性、材質、作成法など。
(2)成立要素関連
身体表現方法、音楽、式次第・内容、提供側組織、養成・伝承システム、受要側の質などを調査対象として聞き取り調査を実施。仮頭を用いる芸態の映像記録の作成。
(3)社会的背景関連
その芸態を受容する社会、その芸態の社会的機能、歴史的背景などを対象に、文献及び聞き取り調査を実施。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] ブータンのチベット仏教チャムにおける太鼓の象徴と機能2010

    • 著者名/発表者名
      山本宏子
    • 雑誌名

      国際シンポジウム「日本伎楽とチベット仏教チャムの比較研究-仮頭に注目して-」予稿集

      ページ: 42-57

  • [雑誌論文] 中国仮面劇の諸相2009

    • 著者名/発表者名
      細井尚子
    • 雑誌名

      早大演劇博物館グローバルCOE紀要演劇映像学2008(別冊報告集)

      ページ: 3-12

  • [雑誌論文] 散楽と仮面2009

    • 著者名/発表者名
      竹本幹夫
    • 雑誌名

      早大演劇博物館グローバルCOE紀要演劇映像学2008(別冊報告集)

      ページ: 3-12

  • [学会発表] 仮頭を用いるアジアの諸芸態-日本の伎楽を起点に-(基調講演)2010

    • 著者名/発表者名
      細井尚子
    • 学会等名
      国際シンポジウム「日本伎楽とチベット仏教チャムの比較研究-仮頭に注目して-」
    • 発表場所
      日立教大学
    • 年月日
      2010-01-17
  • [学会発表] 中世芸能面の仮頭性2010

    • 著者名/発表者名
      竹本幹夫
    • 学会等名
      国際シンポジウム「日本伎楽とチベット仏教チャムの比較研究-仮頭に注目して-」
    • 発表場所
      日立教大学
    • 年月日
      2010-01-17

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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