2008年8月30日〜9月11日(藤野) 文化多様性を都市問題の解決および都市発展の契機として、いかに理解し活用するかについて、ドルトムント市文化政策会議、ザクセン文化インフラ研究所等において共同研究の打ち合わせを行い、特にナショナル・マイノリティの文化が地域と都市の発展のポテンシャルとなる点を、文化政策の観点から解明した。 2009年2月4日〜17日(藤野) ドイツ文化政策協会会議「文化:誰のために?」、ザクセン文化インフラ研究所、国際芸術マネジメントセンター(ケルン)等において、文化教育の最新動向についての討議、および共同研究の打ち合わせを行っだ。以上の調査研究から、社会政策としての文化政策を実践してきたドイツ文化政策協会が近年、文化教育及び文化伸介を重視している根拠と現状を把握することができた。 2008年7月14日〜23日(小林) 日本の芸術文化振興政策において、創作者支援という概念が希薄な点に注目し、とくに個人の創作支援に力を入れているドイツの政策を調査。とくに今回は、日本の文学館とは異なる機能を有する文学館(Lteraturhaus)を中心に、調査を行った。訪問先は、フランクフルト市文学館、全国文学基金、マルティン・グロピウス・バウ、ベルリン文学フェスティバル事務局、ミュンヘン市文学館、ミュンヘン市文化行政担当等。
|