研究概要 |
平成19年度は,ゴジャール・ワヒー語圏における現地調査(7月30日〜9月17日)および2)成果のとりまとめ,3)ドイツにおける国際学会への参加・研究連絡(9月21日〜10月4日)行った。 1)ゴジャールワヒー語圏における言語・民俗調査 主な現地調査は,以下の通りである。 (1)パキスタン・ゴジャール地方およびチャプルサン地方(ゴジャール地方北西)のワヒー村落における,地名および部族名に関する実地調査 (2)中国新彊ウイグル自治区・タシュクルガン〜カシュガル地域における,ワヒー村落およびタジク村落の実地調査 (3)グルミット村,ギルギットにおける,ワヒー語基礎語彙の収集・確認作業 2)成果のとりまとめ 調査終了後,収集した地名データ,基礎語彙作成,文法分析等を中心に,成果のとりまとめを行った。 3)国際会議への参加・研究連絡 ドイツ・フライブルグで開催される,German Oriental Society主催<イラン系少数言語に関する国際会議>(ドイツ・フライブルグ)に参加し本研究に関する報告を行った。あわせて,ドイツ国内の関連研究機関において,関連分野の研究者と研究連絡を行った。
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