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2009 年度 実績報告書

オモ・クシ系少数言語の調査研究及び地理情報システムを用いたデータベース構築

研究課題

研究課題/領域番号 19401023
研究機関山口大学

研究代表者

乾 秀行  山口大学, 人文学部, 准教授 (10241754)

研究分担者 柘植 洋一  金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (50092276)
小脇 光男  熊本大学, 国際推進センター, 教授 (30136030)
杉井 学  山口大学, 大学情報機構, 准教授 (00359910)
キーワードオモ系言語 / クシ系言語 / 少数言語 / 言語接触 / エチオピア / 社会言語学 / 基本語彙 / GIS
研究概要

エチオピア連邦民主共和国で、アジス・アベバ大学エチオピア学研究所の協力の下、オモ・クシ系少数言語の記述のための現地調査を実施した。各メンバーの本年度の具体的な研究内容は以下のおりである。
乾:(1)アルバミンチにおいて、バスケト語の某本形容詞の例文の収集を行った。(2)ガンジュレ語及びガツァメ語の語彙調査及び文法調査を行った。(3)バスケトにおいて、バスケト語のアムハラ文字による文字化の検証を行った。
柘植:(1)これまでに得られたアリ語諸方言のデータについての分析を行った。(2)アリ語の文字資料を新たに収集し,これまでのものと合わせて『アリ語資料集』として刊行した。また,アリ語の最初期文字資料についての言語学的分析を行った。(3)『アムハラ語入門』(続)の作成に向けての作業を行った。
小脇:これまで収集したコンソ語の語彙データの整理とデータベース化を行った。
ニノ宮(研究協力者):ホサンナにおいて、ハディーヤ語の音声及び文法調査、社会言語学的調査を行った。
また、データベース構築に関しては、乾、杉井及び高橋が次の作業を行った。
乾:エチオピア諸言語の語彙、音声データをエクセルで整理した。
杉井:GISサーバで地図情報レイヤの検索方法の改善と検索結果の効率的・効果的表現法の開発を行った。
高橋(研究協力者):GISサーバと連携するエチオピア諸言語のHPの枠組みを完成させた。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] バスケト語形容詞2002010

    • 著者名/発表者名
      乾秀行
    • 雑誌名

      Cushitic-Omotic Studies 2009

      ページ: 21-57

  • [雑誌論文] ガンジュレ語とガツァメ語の語彙2010

    • 著者名/発表者名
      乾秀行
    • 雑誌名

      Cushitic-Omotic Studies 2009

      ページ: 59-85

  • [雑誌論文] アリ語資料集2010

    • 著者名/発表者名
      柘植洋一
    • 雑誌名

      アリ語資料集

      ページ: 1-168

  • [雑誌論文]2009

    • 著者名/発表者名
      柘植洋一
    • 雑誌名

      梶茂樹・中島由美・林徹編『事典世界のことば141』(大修館書店)

      ページ: 474-477, 498-501

  • [学会発表] Coordination in Basketo2009

    • 著者名/発表者名
      乾秀行
    • 学会等名
      The 17^<th> International Conference of Ethiopian Studies
    • 発表場所
      エチオピア連邦民主共和国Addis Ababa University
    • 年月日
      2009-11-03

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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