研究課題
基盤研究(B)
ロシアの極北地域におけるトナカイ牧畜文化は、ソ連邦崩壊後、集団化企業体制の崩壊するなかで地域的民族的な特質を示しつつ変容した。当該文化の担い手は少数先住民族であり、そのうち西シベリアのネネツ人と東シベリア(サハ共和国)のエヴェン人における実態を、経済・社会構造の変化、環境変化への適応と文化的再構築という現象的側面から現地調査した。その結果、当該文化が、諸局面に柔軟に対応する民族文化の重要な一要素として機能していることが確認できた。
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東北アジア研究 14巻
ページ: 147-187
Nor-thern Asian Study Series vol. 11
ページ: 1-18
Northern Asian Study Series vol. 11
ページ: 21-42
ユーラシア言語文化論集 11巻
ページ: 1-20