研究課題/領域番号 |
19401041
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
深澤 秀夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (10183922)
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研究分担者 |
箕浦 信勝 東京外国語大学, 外国語学部, 准教授 (90262211)
飯田 卓 国立民族学博物館, 研究戦略センター, 助教 (30332191)
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キーワード | マダガスカル / 会話分析 / 手話 / 相互行為分析 / 文化人類学 / 指向性 |
研究概要 |
平成19年度は本研究の初年度にあたり、現地研究者との情報交換を行うと共に、さらに各地方での会話行動および手話行動についての録音や録画資料の収集を行った。これらの資料は、相互行為分析の視点の基に微細に記録化されると同時に、そこに潜む社会的また文化的な指向性を抽出し、それらを相互に比較することによって、マダガスカル言語とマダガスカル文化の相互関連についての検証に用いられる予定である。本年度の各研究分担者の調査日程は、下記の通りである。 研究代表者 深澤秀夫:2007年7月27日より同年10月8日まで海外出張を行い、首都アンタナナリヴでアンタナナリヴ大学考古-芸術博物館の研究員と情報交換を行うと共に、マダガスカル北西部のマジュンガ市内およびベファンドゥリアナ県の農村部において、日常および集会などにおける会話行動の資料を収集した。さらに、2008年2日から24日まで海外出張を行い、マジュンガ市内で日常会話行動の資料を収集した。 研究分担者 箕浦信勝:2007年8月6日から同年9月4日まで海外出張を行い、首都アンタナナリヴのアカニニ・マレニナ聾学校およびマジュンガ市内において、手話行動の資料を収集した。 研究分担者 飯田 卓:2007年7月30日から同年9月4日まで海外出張を行い、アンタナナリヴ大学考古-芸術博物館の研究員と意見交換を行いまた国立学士院において文献調査を行った。さらに、チュレアール州、フィアナランツア州、トゥアマシナ州、ディエゴ州の各地において、会話行動の資料を収集した。
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