研究課題/領域番号 |
19401042
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
SAVELIEV Igor 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 准教授 (60313491)
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研究分担者 |
櫻井 龍彦 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 教授 (60170643)
浅川 晃広 名古屋大学, 大学院・国際開発研究科, 講師 (80402410)
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キーワード | 朝鮮族 / コリアン / ネットワーク / 国際移動 / アイデンティティ |
研究概要 |
21年度には、19年8月に、櫻井龍彦と浅川晃広は、中国の延辺朝鮮族自治州において朝鮮族移住者の出身地である農村の現況に関する調査を行い、移住先の韓国や中国沿海部からU-ターンした朝鮮族出稼ぎ者(4名)へのインタビューを実施し、関連資料を収集した。 同年11月に、櫻井龍彦、サヴェリエフ・イゴリと浅川晃広は、ウズベキスタンのタシケント市とタシケント州においてスターリン時代の強制移住の時に作られたコリアン・コルホーズを訪問し、コリアン・コルホーズの老人集会などを観察し、ウズベキスタン・コリアンの協会会長、朝鮮・韓国語学校の教師と生徒(およそ20名)へのインタビューを行った。 平成22年2月19目に、名古屋大学において、韓国から東国大学校経商学部准教授李永賛氏、ロシアからモスクワ国立大学教授・国際コリアン研究センター長パヴェル・レシャコフ氏、日本国内からアジア経済文化研究所長劉京宰氏というゲスト・スピーカーを招いて、国際シンポジウム「21世紀におけるディアスポラ再編と国際移動-ロシア、中国、韓国、日本のコリアンの過去と現在-」を開催し、6名の参加者の発表及び総括ディスカッションを行った。
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