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2008 年度 実績報告書

東南アジアにおけるMSMに対するエイズ対策と国際協力機関・研究機関の支援動向

研究課題

研究課題/領域番号 19402013
研究機関大谷女子大学

研究代表者

岡島 克樹  大阪大谷大学, 人間社会学部, 講師 (80388397)

キーワードMSM / エイズ / 国際研究者交流 / 国際協力 / ジェンダー / セクシュアリティ
研究概要

当該研究は、タイおよびCLMV諸国(カンボジア・ラオス・ミャンマー・ヴェトナム)におけるMSM (Men having Sex with Men)のHIVならびにSTI感染状況その他を確認するとともに、これに対する各国現地政府・国際機関・研究機関等による対応の内容およびその諸特徴を特定することを目的とするものであり、平成20年度においては以下のような取組を行い、その結果、以下のような成果を得た。
1、前年度に参加した第8回アジア・太平洋地域国際エイズ会議(スリランカ)で収集した資料に加え、今年度参加した第17回国際エイズ会議(メキシコ)で得た最新資料を用いて、現在、エイズ分野の国際協力活動で見られる新しい動きの一つとして、スティグマ・リダクションと呼ばれる新しい概念と手法の概要、その理論的背景について整理し、その結果を日本解放社会学会大会にて発表した。
2、これまでの国際会議参加やカンボジア・タイ現地調査を通じて知己を得た国連教育科学文化機構(ユネスコ)アドバイザーを日本に招へいし、東南アジアにおけるMSMを対象としたHIVならびにSTI予防介入事業の概要、とりわけ当事者NPOを含む関係者が提唱するミニマムパッケージ・オブ・サービスの内容とその限界について検討するセッションを東京と大阪で開催し、当該問題に関心ある、JICAを含む国内の国際協力機関や研究者と知見を交換した。また、東南アジアにおける取組と日本国内における取組を比較し、日本においては関連データの不足が著しいことについての認識を関係者間で共有した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 国際協力 (エイズ分野) におけるスティグマへの注目-その背景・具体的な取組事例2008

    • 著者名/発表者名
      岡島克樹
    • 学会等名
      日本解放社会学会 (2008年度大会)
    • 発表場所
      中京大学名古屋キャンパス
    • 年月日
      2008-09-06
  • [備考]

    • URL

      http://www.okaiimakatsuki.com

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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