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2009 年度 自己評価報告書

ポーランド・リトアニアから英・独・仏への出稼ぎの動機・吸引要因の大量観察研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19402025
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分海外学術
研究分野 経済政策
研究機関北海道大学

研究代表者

吉野 悦雄  北海道大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (80142678)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード移民 / 出稼ぎ / EU / ポーランド / リトアニア
研究概要

EU(ここでは2007年までの25か国を指す)各国は,自国の労働市場を2011年春までに,EU加盟国のすべての労働者に開放することで合意している。本研究が開始された2007年では,英国・アイルランド・スペインなどの国が既に労働市場を開放しており,その後,デンマークも開放し,2009年にはフランスも開放し,2010年にはドイツも開放の予定である。
このように,研究開始年で既に労働市場がEU加盟国労働者に開放されている国と,研究期間中に開放された国と,研究期間最後の年に開放される国の上記5か国を労働者受け入れ国として選び,労働者派遣国としてポーランドとリトアニアを選定した。
調査の主眼は,当該国での外国人労働者の吸引要因と,派遣国側での出稼ぎ労働派遣要因の解明にある。そして,その要因の中で最も重要な要因は,家族・親戚関係であると予測した。
調査方法は,アンケート票による記入方式を採用せず,長時間の直接インタビュー方式を用いた。キーパーソンの伯母との関係,伯母の居住地・職業・学歴などをアンケート票で調査することは不可能であり(すなわち,誰がキーバーソンであるかにより質問内容が変わる),話の流れの中で質問するしか方法はないからである。なお,このような調査はEUでの外国人労働に関してはいまだ先行研究はない

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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