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2009 年度 実績報告書

「結社」に関する学際的海外学術調査

研究課題

研究課題/領域番号 19402035
研究機関神戸大学

研究代表者

白鳥 義彦  神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (20319213)

研究分担者 油井 清光  神戸大学, 人文学研究科, 教授 (10200859)
佐藤 光  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (80296011)
真下 裕之  神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (70303899)
小山 啓子  神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (60380698)
樋口 大祐  神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (90324889)
キーワード結社 / 学際性 / 海外学術調査 / 地域的比較 / 歴史的比較
研究概要

本研究の問題関心として提起している、「結社」の概念を幅広く捉え、「結社」の多様性と、社会における人間の活動を考察する際の「結社」という枠組みの有効性を把握する、という研究の枠組みを重視しながら、今年度も研究を遂行した。こうした問題関心を踏まえつつ、社会学、文学、歴史学といった人文学め学際的な共通基盤の上に、「結社」という研究視点を共有しながら、本年度も、イタリア、ドイツ、イギリス、ベトナム、香港等、現地でのフィールド調査や資料収集、さらには研究者との交流等を中心として研究のさらなる展開を図ることができた。フィールド調査では「結社」の現代的な意義について特に関心を寄せて調査を行い、また資料収集では歴史的な流れの中での「結社」の位置づけにも十分に関心を寄せながら研究を進めていった。「結社」の現代的な意義と歴史的な展開との双方に関心をはらいながら研究を行うたことは、研究を進める上での問題意識として、継続して重視している点であり、今年度の研究を進めていく上でも有効な観点であった。同時に、各々の研究対象とするフィールドを踏まえて、地域的な比較を行うことも目指して研究を進めた。また、現代諸社会における「結社」の意義を、歴史的な展開のコンテクストを踏まえつつ明らかにするという、本研究の全体的な目的を念頭に置きながら、これまでの研究成果の一部を、雑誌論文や、国内、国外におげる学会発表として公にすることができた。研究の展開を進めるために、研究支援者の雇用も行っている。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] エラズマス・ダーウィンとウィリアム・ブレイク再考2009

    • 著者名/発表者名
      佐藤光
    • 雑誌名

      超域文化科学紀要

      巻: 14 ページ: 5-18

  • [雑誌論文] インド洋海域史における17世紀前半インド西海岸の港市Suratの一側面2009

    • 著者名/発表者名
      真下裕之
    • 雑誌名

      海港都市文化研究

      ページ: 43-74

  • [雑誌論文] グローカル化の下の「複数の第二の近代」-個人、中間集団、そして国家-2009

    • 著者名/発表者名
      油井清光
    • 雑誌名

      社会学評論

      巻: 60巻3号 ページ: 330-347

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 南アジア史におけるペルシア語文化の諸相2009

    • 著者名/発表者名
      真下裕之
    • 雑誌名

      ペルシア語が結んだ世界:もうひとつのユーラシア史(森本一夫編)(北海道大学出版会)

      ページ: 205-231

    • 査読あり
  • [学会発表] William Hayley and Natural History : Ballads Founded on anecdotes relating to animals (1805)2009

    • 著者名/発表者名
      Hikari Sato
    • 学会等名
      The 11th biennial International conference of the British Association for Romantic Studies : Romantic Circulations
    • 発表場所
      Roehampton University, (UK)
    • 年月日
      20090723-20090726
  • [学会発表] イングランドにおけるリーグ・テーブル-新聞記事を比較する(3)-2009

    • 著者名/発表者名
      白鳥義彦、尾中文哉、大川清丈
    • 学会等名
      第61回日本教育社会学会
    • 発表場所
      早稲田大学(東京都)
    • 年月日
      2009-09-12

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公開日: 2012-07-19  

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