本研究の目的は、南アジアにおける女子教育及び女性のライフコースについて、ジェンダーの視点から総合的な現地調査を実施し明らかにすることである。 南アジアにおける女性の現状について、地球規模でこの地域を位置づけ、この地域の類似性に着目して論じる。また、最近の国別に実施されている女性関連の社会的諸政策や実際の取組み状況について論じる。それと同時に、宗教別、地域別、階層別などによる人々の生活の多様性にも着目し分析を試みる。 主たる研究方法は、現地で関係諸機関での情報収集、学校訪問などによる聞取り調査などのほか、女性への聞取り調査や民家訪問による生活調査である。
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