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2008 年度 実績報告書

保育の質と第三者評価に関する日韓比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19402045
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

丹羽 孝  名古屋市立大学, 大学院・人間文化研究科, 教授 (10113325)

研究分担者 宍戸 健夫  大阪健康福祉短期大学, 子ども福祉学科, 教授 (20086135)
勅使 千鶴  日本福祉大学, 子ども発達学部, 教授 (20086010)
亀谷 和史  日本福祉大学, 子ども発達学部, 教授 (00214552)
キーワード幼児教育 / 第三者評価 / 日韓比較研究 / 標準保育課程 / 保育の質 / 教育課程改革 / 評価認証制 / 子育て支援
研究概要

1.保育の質に関する資料収集
5月に韓国幼児教育学会長チョブギョン先生を招聘し、韓国で議論されている「保育の質と韓国幼児教育のアイデンテイテイ確立」問題について研究討議を行い、併せて資料を入手した。(丹羽、宍戸、勅使)
2.第三者評価に関する調査研究
9月時に釜山、ソウルを中心に保育所および幼稚園に関する第三者評価制度施行に関する資料収集とヒヤリングを行った。釜山では林再澤釜山大学校教授、ソウルでは李基淑梨花女子大教授、鄭美羅キョンウオン大学校教授およびムンミオクソウル女子大学校教授について行った。その成果は4月末に論文にまとめる予定である(名市大人文社会学部紀要第10号)
3.韓国の保育の質に関する研究動向調査
1月にキムヨンオク全南大学校教授を招聘し、「韓国における幼児教育の理論と実践」に関そる研究報告と国際シンポジウムを開催した。その成果は別紙冊子として公刊した。
4.釜山での研究交流
釜山での調査に際し、林再澤釜山大教授の依頼で教授の韓国教育科学部支援研究会で日本と韓国の研究交流と講演を行った(丹羽:日本の自由保育とその意味するもの、宍戸:日本の幼児教育の現状と当面課題)。参加者は釜山地域保育所著および幼稚園長、行政関係者、研究者で100名を超える盛会であった。
5.日本と韓国の幼児教育交流への貢献
5月に名古屋市立大学で開催された日本保育学会第61回大会(準備委員長丹羽)において、はじめて日本保育学会と韓国幼児教育学会、乳幼児保育学会との正式な学術交流に基づく第1回国際シンポジウムを開催した。勅使と丹羽は日本保育学会国際交流院でもあり、本研究会のこれまでの成果が実り、日本と韓国の幼児教育研究交流は新たな歴史に1ページを書き加えたことは、誠に大きな成果であった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 諸外国の学校の仕組みを知る-韓国2009

    • 著者名/発表者名
      丹羽孝
    • 雑誌名

      小田豊、森真理編著『教育原理』北大路書房

      ページ: 87-97

  • [雑誌論文] 韓国における保育機関の公共性と「保育の質」の向上2009

    • 著者名/発表者名
      勅使千鶴
    • 雑誌名

      日本福祉大学子ども発達学論集 Vol. 1

      ページ: 1-19

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 新幼稚園教育要領の改訂とその問題点2008

    • 著者名/発表者名
      宍戸健夫
    • 雑誌名

      『保育白書』2008、保育研究所

      ページ: 131-148

  • [学会発表] 日本の自由保育とその思想2008

    • 著者名/発表者名
      丹羽孝
    • 学会等名
      韓国生態幼児教育学会研究大会
    • 発表場所
      釜山大学校幼児教育研究センター
    • 年月日
      2008-09-06
  • [図書] 実践の目で読み解く新保育指針2009

    • 著者名/発表者名
      宍戸健夫
    • 総ページ数
      120
    • 出版者
      かもがわ出版

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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