研究課題
基盤研究(B)
地殻活動が活発で人工雑音の少ないインドネシアや台湾において、電磁気現象と地殻活動との関連を総合的に調査した。地殻活動の監視・予測手法の確立を目指し、基礎データの収集や解析を行った。ULF電磁場観測を中心に電離圏や大気圏の異常を監視するVLF局電波やGPSデータの解析も行った。本研究の最大の成果は、インドネシアや台湾、中国等の磁気赤道域におけるM>6の地震数日-10日前の電離圏電子数の減少が統計的に有意であり、かつその領域が広範囲にわたることを世界で初めて発見したことである。
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