研究課題
基盤研究(B)
世界で最も沈積泥砂含有量の多い河川である黄河の泥砂を再生利用するために、泥砂のキャラクタリゼーションを行った。黄河の沈積泥砂は、流域によらず表面から1m程度の深さまでは、化学組成はほぼ一定であり、重金属の溶出はほとんどなかった。泥砂と消石灰と混合、あるいは、泥砂の仮焼成型体に水熱反応を施すことで、ケイ酸カルシウム水和物が生成し、20MPa以上の曲げ強度を示した。泥砂を再生資源として用いた固化体は黄河の防波堤や建築材料への応用が期待できる。
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Journal of Environmental Management Vol.90
ページ: 1744-1750
American Institute of Physics Vol.898
ページ: 197-200