平成21年度(3年目)平成19~20年度の成果を総合評価し、CBF高分散微粉炭代替燃料の利用性能およびその評価手法を確立し、有機性廃棄物炭化の基礎データを基づいて、中国対象モデル地域におけるエネルギー対策、並びに効果的な有機性廃棄物の利用システムの構築を行った。 21-1.研究計画の最終確認、実証研究・総合評価 21-2.対象モデル地域別に必要とされる有機性廃棄物排出種・流通ルートフローなどの調査、CBF高分散微粉炭代替燃料に関する異分野統合解析 1.熱分解または燃焼時に発生するEICsにおける抑制するための新規添加剤の検討及びその抑制効果の評価(研究室に既設のガス捕集・計測装置・分析機器の活用) 2.流体燃料・化学工業原料への転換、直接的な利用特性に関する総合評価(新型燃焼装置と熱分解・ガス化装置の改良) 3.炭化施設設置、貯蔵場所の条件調査、保管時や輸送時の安全性評価などの検討 4.地球温暖化抑制効果評価(農林業廃棄バイオマスの有効利用、CO_2低減、省資源) 5.燃焼残渣、焼却灰等に含まれる有害物質(既設高感度水素化AASによる重金属の測定)の除去法・固定化手法の開発及び土壌への安全性評価(研究室に既設の溶出評価機器の活用) 6.エネルギー回収効率評価、燃焼灰再利用法の検討(既設最新型光学式炭素分析計による灰中の残存炭素含有量の測定、省エネ効果を含む) 21-3.国際環境協力技術としての政策提言
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