研究課題
平成20年7月末から8月中旬にかけて、ケニアにてツヤオオズアリやアシナガキアリなどの広域分布アリ類を採集しだ(東)。このうち、ツヤオオズアリはアフリカ原産と考えられており、アシナガキアリはケニア国境付近のタンザニアにて採集記録がある。主に、海岸域、ナイロビ周辺、ビクトリア湖畔の三か所で調査し、いずれの調査地でもツヤオオズアリとその近縁種を多数得ることができた。アシナガキアリはタンザニアとの国境近くでも採集できず、まだケニアには侵入していないと思われるが、アジアツムギアリの近縁種であるアフリカツムギアリを多数採集した。また、平成21年2月末から3月中旬にかけて、スリランカにてアシジロヒラフシアリ、ツヤオオズアリ、アシナガキアリ、アジアツムギアリなどの広域分布アリを採集した(緒方)。これらの標本からDNAを抽出・分析し、分子系統解析結果の一部を3月中旬に岩手県立大で開催された日本生態学会で発表した。さらに、沖縄におけるアシナガキアリの生態調査を継続し、その一部を論文として準備中である。
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