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2007 年度 実績報告書

少子高齢社会におけるディジーズ・マネージメントの国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19406033
研究機関大阪府立大学

研究代表者

松尾 ミヨ子  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (10199763)

研究分担者 町浦 美智子  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (70135739)
上野 昌江  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (70264827)
田中 京子  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (90207085)
中山 美由紀  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (70327451)
青山 ヒフミ  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (80295740)
キーワード慢性疾患 / 疾病管理 / マネージドケア / 長期自己管理 / 文化的差異
研究概要

<目的>各国のディジーズ・マネージメントの実態を調査し、慢性疾患など長期対応の必要な患者に対して、家族や社会、医療コミュニティが一団となって取り組むケア提供方法について検討する。また、ディジーズ・マネージメントの先進国である米国と他国との相違点や、独自のケア提供モデルについても調査検討する。
<方法>本年度は、ディジーズ・マネージメントの実態調査に向けての準備として、国内外の実践報告や学術書、先行研究者からの情報収集、収集するデータの検討、事前調査を行った。各国において、ディジーズ・マネージメントの取り組みを行っている医療機関や大学(医学部・看護学部)、行政機関などと連絡をとり、研究協力の要請を行い、研究協力者との連携の下、事前調査を実施した。調査内容は、ディジーズ・マネージメントを行う組織や対象者、プログラム編成や責任者、患者教育のカリキュラムやスタッフ教育、アウトカム指標などであり、ディジーズ・マネージメントの構造や機能について幅広く研究協力者にインタビューを行った。
<結果>事前調査は、海外では米国(カリフォルニア州、コロラド州)、豪州、韓国、タイでそれぞれ実施した。各国の主要な施設に赴き、ディジーズ・マネージメントに従事している専門看護師、医師等にインタビューを行った。国内では、福岡県のリハビリテーション施設において、地域連携を行っている担当者にその地域で行われているケア提供システムの実態についてインタビューを行った。その結果、各国のディジーズ・マネージメントを行っている組織の特徴や対象者、ケア提供システムなど、全般的な大きな枠組みを捉えることができたところである。
<検討>次年度は、事前調査に基づき、より詳細なディジーズ・マネージメントの展開方法、現時点での効果についても調査対象国を追加して明らかにして予定である。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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