研究課題
基盤研究(C)
与えられた文からその文法的構造である導出木を求め、さらに導出木にのっとって文の意味表現を求める問題を構文解析と言い、逆に意味表現から導出木を通して文を求める問題を文生成と言う。文、意味表現、導出木、文法規則などを型つきラムダ計算を使って表現することを通して、構文解析と文生成の両方の問題を、一種の関係データベースに対する問い合わせと見なすことができることがわかった。問い合わせは、Datalogという問い合わせ言語で表現できる。このことから、構文解析と文生成の両方の問題に対して、計算量理論上の位置づけと、統一的な手法による効率的アルゴリズムを得ることができた。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)
In Proceedings of the Ninth International Workshop on Tree Adjoining Grammars and Related Formalisms (University of Tubingenf)
ページ: 49-56
In Proceedings of the 45th Annual Meeting of the Association for Computational Linguistics (Association for Computational Linguistics)
ページ: 176-183