研究課題
本年度には、19年度に明らかになるアルゴリズムを用いて、プロトタイプハードウェアの構築、LSI設計、製造、評価などを行った。提案技術の効果を実証した。1.アーキテクチャの開発ここでは、ユーザーの振る舞いと視線監視アルゴリズムに基づいて画像入力装置、ノイズフィルタ装置、ユーザー検出装置、瞳検出装置、メモリ・アドレッシング装置、実行制御装置を開発した。また、ハードウェア記述言語による動作レベルのシミュレーションを行い、その性能評価した。同様に、バックライト輝度調整電源電圧のコントローラの構築をした。あわせてコントローラの構成部品について、消費エネルギー削減技術の調査・研究を実施した。2.プロトタイプLSI回路設計・製造プロトタイプLSIは製造するとともに、テストボードを試作し、評価を行った。FPGAチップを用いた回路実装・検証を経て、VDECによる半導体試作サービスを利用してコントローラチップを設計・試作する。同時に、設計回路で期待される消費エネルギー削減効果を評価するために、モニターコントローラ基板設計および実際のPCへの組み込みを行う。3.実験評価上記開システムを試作し、動作精度、タイミング、消費エネルギーを現在のモニター電力管理システム比較し、提案する技術の有効性を確認する。様々な動作モードにおけるコンピュータシステムの消費エネルギー量を計測し、既存スキームとの比較実験を実現した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 備考 (1件)
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http://133.100.26.125/~vasily/dis-research.html