研究概要 |
本研究の目的は,現状ではその導入,管理,操作の複雑,高度性から利用範囲が限られている,高度なCAE(Computer Aided Engineering)システムを広く普及させることを目的とし,Web Computing,Agent技術を介することにより,ユーザを導入や複雑な操作から解放し,Webブラウザの操作性と同程度の極めて簡易な操作のみによる利用の実現を目指す,インターネットを利用したプラグイン型CAEシステムの構築である.具体的には,バックエンド並列計算機とフロントエンドPCをWeb Computing技術により結合し,PCから並列計算機上のCAEの利用を可能とするシステムを開発する.開発者は従来通り並列計算機上でのCAEシステムの開発,構築および運用を行い,ユーザはPC上のWebブラウザ程度の操作のみで,そのシステムの利用を可能なものとする.
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