研究課題/領域番号 |
19500091
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研究機関 | 尚美学園大学 |
研究代表者 |
今間 俊博 尚美学園大学, 芸術情報学部, 教授 (40327143)
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研究分担者 |
近藤 邦雄 東京工科大学, メディア学部, 教授 (20205553)
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キーワード | Computer Graphics / Animation / Motion Capture / 誇張制御手法 / アニメーション教育 / アニメーションの分析 |
研究概要 |
本研究の目的は、「日本式アニメーションの制作環境を根本から改善し、より競争力の高いアニメーションコンテンツの制作支援システムの開発」を行なうための基礎研究である。内容は3つ。 1.現状の制作環境を解析するために、これまでに制作されてきたセルアニメーションの解析。 解析を進めで行く中で、 KEY POSEやACTION LTNEなどを用いた新しいアニメーションの概念が形成されつつある。特にKIME POSEを有する日本独自のアニメーションの生成手法に着手した事は、今後の研究の進展が期待出来る。 2.解析した内容を使用して、アニメーション制作システムのソフトウエア化、システム化を行なう事。 アニメーションのシステム化に対しては、計画よりも進行が送れぎみである。これは、アニメーション原理のシステム化よりも、新しい原理の研究に力が入っているためである。 3.それらのシステムがスムースに制作現場に導入出来るように、論理的なアニメーション制作技術の教育手法を確立する事。 教育手法の研究については進展があった。アニメーション制作の習熟度とアニメーション原理の理解度は関連性があり、学生に対してさらに実験的なワークを行なわせる事によって、短期間の習熟度アップへつながるメソッドへとつなげて行きたい。
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