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2009 年度 実績報告書

映像修辞に基づく広告映像制作支援情報システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19500100
研究機関近畿大学

研究代表者

川村 洋次  近畿大学, 経営学部, 教授 (00319782)

キーワード商学 / 美学 / コンテンツ・アーカイブ / 情報システム / 映像修辞 / 広告映像 / 視聴実験 / 体系化
研究概要

本研究は、ビール、清涼飲料水、パーソナルコンピュータ、携帯電話を対象にして網羅的に広告映像の技法・修辞の調査・分析を行い、分析した広告映像を具体的な映像データベースとして整備した。そして、映像データベースを基に広告映像の技法・修辞の操作を行い、その効果について実験した。網羅的な広告映像の技法・修辞の調査・分析を通じて、映像技法・修辞の体系化と認知効果の整序を行い、ビール、清涼飲料水、パーソナルコンピュータ、携帯電話を対象にした広告映像制作支援情報システム(実験システム)の試作を行った。
本年度は、昨年度に開発した広告映像実験システム(映像データベース、検索・生成ルールを実装)を基盤として、検索・生成ルールの実験システムの開発(その2)、検索・生成ルール抽出実験、広告映像の技法・修辞の体系化を行った。
1.検索・生成ルールの実験システムの開発(その2):つなげて再生した映像を基に、それを視聴した人が、効果(購買意欲、興味、雰囲気、面白さ等)に関わるキーワードや文章を入力できる実験システムを開発した。
2.検索・生成ルール抽出実験:開発した実験システムを基に、商品に関わる様々なキーワードを入力し、それに基づく新規広告映像作品を視聴して、それに対する効果キーワードを収集した。そして、キーワードと効果キーワードとの関係を分析し、検索・生成ルールを抽出した。
3.広告映像の技法・修辞の体系化:平成19~21年度における広告映像の技法・修辞の分析、検索・生成ルールの抽出のための実験を踏まえ、広告映像の技法・修辞の体系の整序を図った。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 広告映像の内容技法と編集技法の分析-広告映像制作支援情報システムの構築に向けて-2009

    • 著者名/発表者名
      川村洋次
    • 雑誌名

      広告科学 50集

      ページ: 16-32

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 記憶に残る広告クリエイティブ要因の分析-最近12年のCM好感度調査データを基に-2009

    • 著者名/発表者名
      川村洋次
    • 雑誌名

      日経広告研究所報 245号

      ページ: 28-34

  • [学会発表] 映像ショットの不連続と音響のリズム2009

    • 著者名/発表者名
      川村洋次
    • 学会等名
      日本認知科学会文学と認知・コンピュータ研究会
    • 発表場所
      キャンパスポート大阪
    • 年月日
      2009-11-07
  • [学会発表] 広告映像制作の情報システム支援-大阪らしさを勝手につくる-2009

    • 著者名/発表者名
      川村洋次
    • 学会等名
      日本広告学会第2回クリエーティブフォーラム
    • 発表場所
      関西電通本社
    • 年月日
      2009-10-03
  • [学会発表] 映像編集のシステム化2009

    • 著者名/発表者名
      川村洋次
    • 学会等名
      日本認知科学会第26回大会
    • 発表場所
      慶応大学
    • 年月日
      2009-09-12

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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